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ホモ接合体とは?

ほもせつごうたい

ホモ接合体とは、対になる染色体の同一遺伝子座に同じ対立遺伝子を持つ個体または細胞のことです。

生物の多くは相同染色体を2本ずつ持つ二倍体であり、各遺伝子座に2つの対立遺伝子(アレル)を持ちます。この2つのアレルが同じである場合、その個体や細胞ホモ接合体(homozygote)と呼びます。対照的に、2つのアレルが異なる場合は「ヘテロ接合体」といいます。

ホモ接合体はさらに以下のように分類されます。

  • 優性ホモ接合体:優性アレルを2つ持つ(例:AA)
  • 劣性ホモ接合体:劣性アレルを2つ持つ(例:aa)

劣性形質は、劣性ホモ接合体のときにのみ表現型として現れます。例えば、劣性遺伝性疾患の場合、ヘテロ接合体(Aa)では保因者として症状が出ず、劣性ホモ接合体(aa)になって初めて発症するケースが多くあります。

自家受粉を繰り返す植物や、近親交配を続けた動物集団ではホモ接合体の割合が増加します。これを近交弱勢の観点から問題視することがあり、逆に育種では特定形質を固定するために意図的にホモ接合体を作出することもあります。遺伝学・育種学・医学遺伝学において基本的かつ重要な概念です。

使い方・例文

メンデル遺伝学の授業でエンドウ豆の遺伝を扱うとき、丸形(RR)や皺形(rr)のように同じアレルを2つ持つ個体をホモ接合体として説明します。

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