ホモフォニーとは?
ほもふぉにー
ホモフォニーとは、単一の主旋律を他の声部や伴奏がハーモニーで支える音楽の様式で、西洋音楽で最もよく使われる多声的書法です。
ホモフォニー(Homophony)は、音楽における多声部書法(テクスチャー)の一形態であり、一つの主要なメロディーラインを、他の声部や楽器がコード(和音)や伴奏音型によって支える形式です。ポリフォニー(複数の独立した旋律が絡み合う対位法)と対比される概念として位置付けられます。
ホモフォニーには大きく2種類のスタイルがあります。
- コラールスタイル:すべての声部が同じリズムで動く(例:讃美歌の四声合唱)
- メロディーと伴奏:上声部が旋律を担い、下声部が和音による伴奏を行う(例:ピアノ曲のメロディーと左手の伴奏)
西洋音楽史においてホモフォニーが主流となったのはバロック後期から古典派(18世紀)にかけてです。それ以前の中世・ルネサンス期はポリフォニーが主流でしたが、ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンの時代に明確な主旋律と和声的伴奏を持つホモフォニーが広まりました。
現代のポップスや歌謡曲・ジャズなど大衆音楽のほとんどはホモフォニーを基盤としており、私たちが日常的に耳にする音楽の主要な構造となっています。音楽理論や作曲・編曲を学ぶ際に欠かせない基礎概念です。
使い方・例文
ピアノの右手でメロディーを弾きながら左手でコードを伴奏する弾き語りスタイルや、ヴォーカルが旋律を歌いギターやピアノが和音を奏でるポップソングの構造は、典型的なホモフォニーです。
この用語をシェア
最終更新: