ホオノキとは?
ほおのき
ホオノキとは、日本の山地に自生する落葉高木で、大きな葉が朴葉味噌などの料理に使われることで知られます。
ホオノキ(朴の木、学名:Magnolia obovata)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木です。北海道から九州まで日本各地の山地に広く自生しており、温帯の落葉広葉樹林を代表する樹種のひとつです。
ホオノキの最大の特徴は、その葉の大きさです。葉は倒卵形で長さが20〜40センチメートルにもなり、日本産落葉樹の中では最大級の葉を持ちます。この大きな葉は昔から食材を包んだり、食べ物を乗せる器代わりに使われてきました。
ホオノキが特に有名なのは郷土料理との結びつきです。
- 朴葉味噌:岐阜県や長野県の郷土料理で、味噌や具材をホオノキの葉に乗せて焼く
- 朴葉寿司:岐阜・長野などで作られる、酢飯を朴の葉で包んだ郷土食
- 朴葉餅:ホオノキの葉で包んだ餅菓子
葉には防腐・殺菌作用があるとされ、食材を包むことで食品の保存にも役立てられてきました。花は初夏に咲き、直径15〜20センチほどの白い大輪で芳香があります。
材木は狂いが少なく加工しやすいため、刀の鞘(さや)・版木・家具・食器類に広く使われてきた有用な木材でもあります。
使い方・例文
「飛騨地方の旅館では、朝食に朴葉の上で味噌と山菜を炙る朴葉味噌が提供されることがあります。」
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