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ペドロ・コスタとは?

ぺどろこすた

ペドロ・コスタとは、ポルトガルを拠点に独自の映像美学で社会の周縁を描き続ける映画監督で、現代の映画作家主義を代表する存在です。

ペドロ・コスタ(Pedro Costa、1959年生まれ)は、ポルトガルの映画監督脚本家です。リスボン出身で、ポルトガル映画の新世代を代表する一人として国際的な映画批評界から高い評価を受けています。

コスタの映画の最大の特徴は、長期間にわたる現場取材と非職業俳優の起用による徹底したリアリズムです。リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区を舞台にした「フォンタイーニャス三部作」(『骨』1997年、『ヴァンダのいる部屋』2000年、『コロッサル・ユース』2006年)では、アフリカ系移民やその家族の生活を数年かけて記録し、詩的かつドキュメンタリー的な作品に昇華しました。

撮影方法も独特で、小型カメラを用いた少人数スタッフによる長期ロケを基本とし、日常の断片を丁寧に積み上げながら映画を構築します。ロベール・ブレッソンやジャック・タティの影響を受けながら、完全に個人的な映像言語を確立しています。

主流の商業映画とは一線を画しながらも、欧米やアジアの映画祭・映画批評家から高く評価されており、「映画作家主義」の現代における最も純粋な体現者の一人と見なされています。

使い方・例文

「ペドロ・コスタの作品は、商業映画とは全く異なる時間感覚で社会の周縁に生きる人々を映し出す」のように、作家映画や映画批評の文脈で言及されます。

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