ペドゥメントとは?
ぺどぅめんと
ペドゥメントとは、乾燥・半乾燥地域の山麓に形成される、なだらかな傾斜を持つ侵食平坦面のことです。
ペドゥメント(pediment)とは、乾燥・半乾燥地帯において山地の山麓部に発達する、ゆるやかに傾斜した岩盤面または砂礫に覆われた浸食平坦面のことです。傾斜は通常1〜7度程度で、山麓から低地へとなだらかに広がります。
形成メカニズムについては複数の説があります。主な考え方としては、
- 一時的な洪水流(シートフラッド)による岩盤の側方侵食
- 山地の後退(並行後退)に伴って岩盤が削られて平坦化
- 風化と流水の複合作用による準平原化
代表的な例は北アメリカのソノラ砂漠やアフリカのカラハリなど、乾燥〜半乾燥地域の山麓に広く見られます。表面には薄い砂礫層が堆積していることが多く、山地から離れるにつれて徐々に厚くなる傾向があります。
ペドゥメントは地形学・地理学において乾燥地域の地形発達を理解するうえで重要な概念であり、バジャダ(扇状地群)やプラヤ湖と組み合わさって乾燥盆地の典型的な地形景観を構成します。
使い方・例文
砂漠の山岳地帯を訪れると、険しい山肌の直下になだらかな岩盤面が広がる場所を目にすることがあります。これがペドゥメントで、地形図では山麓の広い緩傾斜面として表現されます。
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