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ベントナイトとは?

べんとないと

火山灰が変質してできた粘土鉱物の一種で、水を吸収すると大きく膨張する性質を持ち、土木・工業・食品など幅広い分野で利用されます。

ベントナイトとは、火山灰が海底や湖底に堆積・変質してできた粘土系の鉱物資源で、主成分はモンモリロナイト(スメクタイト族の粘土鉱物)です。名称はアメリカのワイオミング州フォートベントンの産地に由来します。

ベントナイトの最大の特徴はその高い吸水膨張性にあります。水と接すると体積が数倍から十数倍にも膨張し、ゲル状になって水を通しにくい性質を示します。この特性が多様な産業用途の基盤となっています。

主な用途は次の通りです。

  • 土木・建設:地盤改良・止水壁・シールド工法の掘削泥水材として使用されます。廃棄物処分場の遮水ライナーにも活用されます。
  • 鋳造業:砂型鋳造において砂を固める結合剤として使われます。
  • ペット用品:猫砂の原料として広く流通しており、固まりやすく消臭効果があります。
  • 食品・医薬品:清澄剤・増粘剤として一部の製品に使われます。
  • 化粧品:保湿・増粘・吸着剤として配合される場合があります。

環境工学の分野では、放射性廃棄物の地層処分における緩衝材としての研究も進んでいます。日本でも国内に産地があり、さまざまな工業分野で重要な資源として位置づけられています。

使い方・例文

猫用の固まるタイプのペット砂には多くの場合ベントナイトが使われており、水分を吸収すると素早く固まる性質が後処理のしやすさに役立っています。

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