本文へスキップ

ベニャミーノ・ジーリとは?

べにゃみーのじーり

ベニャミーノ・ジーリとは、イタリア伝説的なテノール歌手で、甘く豊かな美声から「第二のカルーソー」とも称された人物です。

ベニャミーノ・ジーリ(1890〜1957)は、イタリア・レカナーティ出身のテノール歌手です。20世紀前半を代表するオペラ歌手の一人として、世界中のオペラハウスで活躍しました。

その声質は「天使の声」と形容されるほど美しく、エンリコ・カルーソーの後継者として期待されたことから「第二のカルーソー」とも呼ばれました。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場を始め、ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場など世界の主要な歌劇場でプリモ・テノールとして活躍しました。

ジーリのレパートリーはイタリア・オペラを中心に幅広く、プッチーニ、ヴェルディ、ドニゼッティ、マスカーニといった作曲家の作品で名唱を残しました。特に得意としたのはプッチーニの叙情的な作品で、その歌唱は録音技術の黎明期から多くのレコードに収められています。

また映画にも出演し、1930〜40年代にかけてイタリア映画でも人気を博しました。第二次世界大戦後も演奏活動を続け、晩年まで澄んだ声を保ち続けたことでも知られています。録音は現在もクラシック声楽ファンに愛聴されています。

使い方・例文

「ベニャミーノ・ジーリの歌声は、テノールの美声の極致として声楽入門書でしばしば例に挙げられる。」

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語