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エンリコ・カルーソーとは?

えんりこ・かるーそー

エンリコ・カルーソーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイタリア生まれの伝説的テノール歌手で、その圧倒的な声量と表現力で世界最高のオペラ歌手と称されました。

エンリコ・カルーソー(Enrico Caruso、1873〜1921年)は、イタリアナポリ出身のテノール歌手で、近代オペラ史上最も偉大な声楽家のひとりとして広く認められています。

幼少期から歌の才能を示し、教会での合唱活動を経て声楽を本格的に学びました。1890年代後半にイタリア各地のオペラ劇場で頭角を現し、1902年には当時普及しつつあった蓄音機レコードに声を吹き込んだことで名声が世界に広まりました。これはオペラ歌手が録音技術を用いて広く大衆に届いた先駆的な例であり、カルーソーの録音はグラモフォン(蓄音機)の普及とともに爆発的に売れました。

1903年からニューヨーク・メトロポリタン歌劇場と長期契約を結び、そのキャリアの多くをメットのステージで活躍しました。レパートリーはヴェルディ・プッチーニ・ドニゼッティ・マスカーニなどのイタリア・オペラを中心に幅広く、特に「リゴレット」「道化師」「アイーダ」での歌唱が高く評価されました。

その声はイタリアン・テノールの理想とされる豊かな胸声と輝かしい高音が融合した稀有なものでした。48歳で病没しましたが、残された録音は今日も声楽教育や研究で参照され続けています。

使い方・例文

「カルーソーが録音した蓄音機用のレコードは100年以上たった現在も復刻盤が発売されており、その声の魅力は色あせない」のように声楽・音楽史の話題で登場します。

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