ベニグノ・アキノ三世とは?
べにぐのあきのさんせい
ベニグノ・アキノ三世とは、フィリピンの第15代大統領で、腐敗追放と経済成長を掲げて2010年から2016年まで国政を主導した政治家です。
ベニグノ・シメオン・コファンコ・アキノ三世(1960〜2021年)は、フィリピンの政治家で、2010年から2016年まで同国第15代大統領を務めました。「ノイノイ」の愛称で知られる彼は、反マルコス運動で命を落とした父ベニグノ・アキノ二世と、初の女性大統領コラソン・アキノを両親に持つ、フィリピン政治史上でも特異な家系の人物です。
アキノ三世は、汚職・腐敗の撲滅と「良い統治(グッド・ガバナンス)」を選挙公約の柱に掲げて大統領に就任しました。在任中は前政権で停滞していた経済を立て直し、フィリピンは年率6〜7%台の高い経済成長を記録しました。
在任期間中の主な特徴と政策は以下の通りです。
- 「ドーン・レナ」と呼ばれる汚職追放プログラムを推進した
- 南シナ海の領有権をめぐって中国と対立し、国際仲裁裁判所に提訴した(2016年にフィリピン側有利の裁定)
- 貧困対策として条件付き現金給付プログラムを拡充した
- 退任後の2021年に心不全のため死去した
アキノ三世の任期は、フィリピンの民主主義と経済近代化の観点から重要な時代とされており、その後の政治にも影響を与え続けています。
使い方・例文
フィリピン現代政治や東南アジアの民主化・経済成長を学ぶ場面で登場し、名門政治家一家の後継者としても紹介されます。
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