コラソン・アキノとは?
こらそん・あきの
コラソン・アキノは、フィリピンで独裁政権を民主主義的な「ピープルパワー革命」によって打倒し、初の女性大統領となった政治家です。
コラソン・アキノ(1933〜2009年)は、フィリピンの政治家で同国初の女性大統領(在任1986〜1992年)です。本名はマリア・コラソン・コファンコ・アキノ。裕福な名家の出身で、夫である反独裁活動家のベニグノ・アキノ上院議員が1983年に暗殺されるまで政治の表舞台には立っていませんでした。
夫の暗殺後、長期独裁を続けるフェルディナンド・マルコス大統領への批判が高まる中、コラソンは1986年の大統領選挙に立候補しました。選挙では与党側による大規模な不正が行われたとされましたが、国軍の一部が反乱を起こし、数百万の市民がマニラのエドゥサ通りに集結した「ピープルパワー革命」によってマルコス政権は崩壊。コラソンが大統領に就任しました。
大統領在任中は民主的な憲法を制定し、政治犯の釈放や地方分権の推進など民主化を前進させました。在任中に複数のクーデター未遂も経験しましたが、民政を維持したことは高く評価されています。
退任後も道徳的権威を持つ存在として国内外で尊敬を集め、アジアの民主化運動の象徴として語り継がれています。
使い方・例文
東南アジアの近現代史やピープルパワー革命を説明する授業・文章で「コラソン・アキノはフィリピン民主化の象徴的指導者」として紹介されます。
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