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ベアン・トゥ・バーとは?

べあんとぅばー

ベアン・トゥ・バーとは、カカオ豆の選別から板チョコレートの完成まですべての工程を一貫して手がけるチョコレート製造のスタイルです。

ベアン・トゥ・バー(Bean to Bar)とは、英語で「豆から板へ」を意味する言葉で、カカオ豆の調達・発酵・乾燥・選別・焙煎・粉砕・コンチング(練り上げ)・テンパリング・成形まで、チョコレートができるまでの全工程を製造者が一貫して管理する製造スタイルのことです。

従来の大量生産型チョコレートでは、大手メーカーが半製品のチョコレート(クーベルチュール)を調達して成形するケースが一般的です。これに対してベアン・トゥ・バーでは産地や農園を指定してカカオ豆を直接仕入れるため、品種・栽培環境・発酵方法の違いがチョコレートの風味に直結します。

この製造スタイルがもたらす特徴をまとめると次のとおりです。

  • 産地ごとのカカオ本来の風味(フルーティー・ナッティーなど)を引き出せる
  • 使用する素材を最小限(カカオ豆・砂糖のみのものも)に抑えられる
  • フェアトレードや農家との直接取引につながりやすい
  • 小ロット生産によるクラフト感・希少価値

日本でも2010年代以降にベアン・トゥ・バーのチョコレート専門店が各地に誕生し、チョコレートの新たな楽しみ方として注目されています。ワインのように産地・品種・ヴィンテージを意識して味わう文化が広まりつつあります。

使い方・例文

「このチョコレートはベアン・トゥ・バーで作られており、ペルー産カカオの果実味が感じられる」というように、クラフトチョコレートの特徴を説明する際に使われます。

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