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ヘンリー・フォード2世とは?

へんりーふぉーどにせい

ヘンリー・フォード2世は、経営危機に陥ったフォード・モーター・カンパニーを立て直し、戦後アメリカの自動車産業を牽引した実業家です。

ヘンリー・フォード2世(Henry Ford II、1917〜1987年)は、フォード・モーター・カンパニーの創業者ヘンリーフォードの孫で、同社の第4代社長(後に会長)を務めた経営者です。「ヘンリー・ザ・デュース(Henry the Deuce)」と呼ばれました。

第二次世界大戦後の1945年、フォードは先代・曾祖父の急逝で危機的状況にあった会社の経営を引き継ぎました。当時のフォードは財務管理が混乱し、毎月数百万ドルの損失を出していたとも言われます。ヘンリー・フォード2世はロバート・マクナマラをはじめとする「ホワイズ・キッズ」と呼ばれる優秀な若手経営陣を招聘し、近代的な経営管理手法を導入して会社を立て直しました。

その後のフォードは、マスタング(1964年)やGTなどの人気モデルを次々に市場投入し、ゼネラルモーターズに対抗する存在感を発揮しました。また国際展開にも積極的で、欧州フォードの拡大にも尽力しました。

一方で労働組合との摩擦や経営手法をめぐる社内対立も多く、リー・アイアコッカを解雇した件は当時の自動車業界で大きな話題となりました。アメリカ製造業の盛衰を最前線で体験した戦後経営者の代表的人物です。

使い方・例文

「フォード2世がいなければ、フォード・モーターは戦後の混乱期に倒産していたかもしれない」という形で、アメリカ自動車産業史の文脈で登場します。

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