ヘラジカとは?
へらじか
ヘラジカとは、現存する最大のシカ科動物で、北米・北欧・シベリアの寒冷地に生息し、成熟した雄は手のひら状(篦状)に広がった大きな角を持つことで知られます。
ヘラジカ(篦鹿)は、シカ科ヘラジカ属に分類される哺乳類で、学名はAlces alcesです。英語では「Moose」(北米)または「Elk」(ヨーロッパ)と呼ばれます。現存するシカ科の中で最も大きな種で、成熟した雄は体高が2メートルを超え、体重は500キログラム以上に達することもあります。
ヘラジカの最大の特徴は、成熟した雄が持つ篦(へら)状の扁平な大角です。この角は毎年生え変わり、成長した雄では幅が1メートルを超えるものもあります。角はオス同士の闘争や繁殖期の誇示に使われます。
生息環境と習性については以下の通りです。
- 北米・北欧・ロシアのタイガ(亜寒帯針葉樹林)や湿地帯を好む
- 水辺に多く、水草や柳・白樺の葉を主食とする
- 優れた泳ぎ手で、広い川や湖を渡ることができる
- 単独行動を好み、群れをつくらないことが多い
ヘラジカはオオカミやクマの捕食対象となりますが、大型で強脚を持つため、成体が外敵に食われる例は限られます。北欧やカナダでは重要な狩猟対象でもあり、肉・皮・角が利用されてきました。日本では北海道にはおらず、ユーラシア大陸・北米に分布します。
使い方・例文
カナダやスカンジナビア半島の野生動物を紹介する文脈や、動物図鑑の「最大のシカ科動物」としてヘラジカが登場することが多いです。
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