プラグマティズムとは?
ぷらぐまてぃずむ
プラグマティズムとは、観念や理論の真理性をその実際的な効果や有用性によって評価するアメリカ発祥の哲学思想です。
プラグマティズム(英語: Pragmatism)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてアメリカで生まれた哲学の潮流です。ギリシャ語の「プラグマ(行為・行動)」を語源とし、観念・信念・理論の意味や真理性は、それが現実にどのような違いをもたらすかという実際の結果によって決まると主張します。
主要な思想家として、チャールズ・サンダース・パースがプラグマティズムの格率を最初に定式化し、ウィリアム・ジェームズが「真理とは役に立つものである」という命題で大衆化しました。ジョン・デューイは教育哲学や民主主義論に応用し、20世紀後半にはリチャード・ローティがネオプラグマティズムとして復興させました。
プラグマティズムの核心的な主張は以下の通りです。
- 真理は固定した絶対的なものではなく、探究を通じて更新されうる
- 哲学の問題は実際の生活や経験との関連で評価されるべきである
- 信念や理論はあくまで道具(ツール)であり、有効性で判断される
- 民主主義や科学的方法はプラグマティズムの精神を体現する
プラグマティズムはアメリカの実用主義的文化と親和性が高く、法学・教育学・政治哲学などに広く影響を与えています。「実用的かどうか」を基準に物事を評価する態度全般も「プラグマティック」と形容されます。
使い方・例文
「プラグマティックなアプローチ」という表現は、理想論より現実的な効果を優先する問題解決の姿勢を指す場面で使われます。また教育改革の議論でデューイの理念が引用されることがあります。
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