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ウィリアム・ジェームズとは?

うぃりあむじぇーむず

ウィリアム・ジェームズとは、19世紀後半から20世紀初頭のアメリカで活躍した哲学者・心理学者であり、プラグマティズムの創始者の一人として知られる思想家です。

ウィリアム・ジェームズ(William James、1842〜1910年)は、ニューヨーク生まれのアメリカを代表する哲学者・心理学者です。医学を学びながら心理学の研究に転じ、後に哲学者としても大きな業績を残しました。兄はアメリカを代表する小説家ヘンリー・ジェームズです。

哲学の分野では、チャールズ・サンダース・パースが提唱したプラグマティズムを一般に広め、独自に発展させた人物として特に重要です。ジェームズにとって、ある観念や理論の「真理」は、それが実際の生活においてどれほど有用で機能するかによって決まります。つまり、真理とは固定した絶対的なものではなく、経験のなかで検証され「役立つ」ことで確認されるものだと主張しました。

心理学の分野でも先駆的な業績を残しています。主著『心理学の原理』(1890年)は、意識を静的なものではなく絶え間なく流れる動的なプロセスとして描く「意識の流れ(stream of consciousness)」という概念を提唱し、その後の心理学・文学の両分野に多大な影響を与えました。また宗教体験を心理学的に分析した『宗教的経験の諸相』(1902年)も重要な著作です。

ジェームズの思想は、固定した形而上学的体系を避け、多元的で開かれた世界観を尊重する点に特徴があり、現代の認知科学や行動療法にも通じる視座を提供しています。

使い方・例文

「ウィリアム・ジェームズは感情よりも先に身体反応があるという『ジェームズ=ランゲ説』でも知られ、感情の生理学的研究でよく言及されます」といった場面で登場します。

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