ブームポールとは?
ぶーむぽーる
ブームポールとは、映画・テレビ・ラジオの収録現場でマイクを被写体の頭上に差し伸べるために使う長い伸縮式の棒のことです。
ブームポール(Boom Pole)とは、音声収録の現場でマイクロフォンを俳優や出演者の頭上に近づけるために用いる長い伸縮式の棒状機材です。先端にショットガンマイクなどの指向性マイクを取り付け、ブームオペレーターと呼ばれる音声スタッフが手で持ってカメラフレームの外から音を収録します。
ブームポールが必要とされる理由は、マイクを被写体にできるだけ近づけることで明瞭でノイズの少ない音声を得るためです。ワイヤレスラベリアマイク(ピンマイク)と並び、プロの映像制作における主要な収音方式のひとつです。映像に映り込まない距離を保ちながら俳優の口元へマイクを向け続けるため、ブームオペレーターは高い技術と集中力を要します。
ブームポールの主な特徴・種類は以下のとおりです。
- アルミ製・カーボンファイバー製があり、カーボン製は軽量で長時間保持に優れる
- 長さは収縮時1メートル前後から、伸張時3〜5メートル程度まで段階的に調整可能
- 内部にケーブルを通せるインターナルケーブル仕様が主流で、ケーブルの擦れ音を防ぐ
- 先端にはショックマウント(防振架台)とウインドスクリーン(防風スポンジ)を装着
映画やドラマの制作では、俳優が動き回るシーンやアドリブが多い撮影では特に重要性が高く、音声部門の中でもブームオペレーターは専門職として独立しています。近年はポッドキャストやYouTube動画でも音質向上のためにブームポールを活用するクリエイターが増えています。
使い方・例文
ドラマの撮影現場で俳優がセリフを話すシーンを撮る際、カメラに映らないよう頭上からブームポールでマイクを差し伸べ、クリアな声を収録するのがブームオペレーターの役割です。
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