ブルーモーリシャスとは?
ぶるーもーりしゃす
ブルーモーリシャスとは、インド洋の島国モーリシャスが1847年に発行した世界最古かつ最も希少な切手の一つで、コレクターに珍重される幻の切手です。
ブルーモーリシャス(Blue Mauritius)は、1847年にイギリス植民地だったモーリシャス島で発行された切手で、正式には「モーリシャス・ポスト・オフィス切手」の2ペンス青色版を指します。同時に1ペンスのオレンジ色版(オレンジモーリシャス)も発行されており、合わせて「モーリシャス・ポスト・オフィス」として知られています。
この切手が特別な価値を持つ理由は次の通りです。
- 世界で初期に発行された切手の一つであり、歴史的な希少性が高い
- 発行枚数が非常に少なく、現存するものは世界に数枚しかない
- 印刷の際に「POST PAID」と入れるべきところを「POST OFFICE」と誤刻したとされており、その刻印の珍しさが価値を高めている
- オークションに出るたびに数百万ドル規模の落札価格を記録している
発行の背景には、当時のモーリシャス総督夫人が舞踏会の招待状に貼るために注文したという逸話があります。版を彫った彫刻師ジョセフ・バーナードが誤った文言を刻んだとされますが、この説にも諸説あります。
フィラテリー(切手収集)の世界では「切手の女王」とも称され、世界で最も有名な切手の一枚として教科書や展覧会でも紹介されます。現存するものは博物館や個人コレクターが厳重に保管しており、公開展示される機会は限られています。
使い方・例文
切手収集の入門書や世界の希少切手を紹介するメディアで「世界一高価な切手」として取り上げられる際や、フィラテリーのオークション・展覧会で話題になる場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: