ブラックワークとは?
ぶらっくわーく
ブラックワークとは、黒い糸を使って布地に幾何学模様などを刺繍するヨーロッパ伝統の手芸技法のことです。
ブラックワーク(Blackwork)は、主に白または淡色の布に黒糸(伝統的にはシルクや綿)で模様を刺す刺繍技法で、特に16〜17世紀のイングランドで大流行しました。スペイン王妃キャサリン・オブ・アラゴンがイングランドに持ち込んだとされる説があることから「スパニッシュワーク」とも呼ばれることがあります。
技法の特徴は、格子状の平織り布(アイーダや麻布など)を下地にし、ランニングステッチ・バックステッチ・ホルバインステッチなどの直線的なステッチを組み合わせて幾何学模様や唐草模様を描く点にあります。表と裏から見て同じ線に見えるホルバインステッチは、ブラックワーク特有の「リバーシブル」な美しさを生み出します。
現代のブラックワークは伝統的な白黒の組み合わせにとどまらず、
- カラー糸を用いたモダンブラックワーク
- シェーディング技法による陰影表現
- 植物・動物などの写実的なモチーフ
布・糸・針さえあれば始められるシンプルな道具立てながら、幾何学的な美しさを生み出せるため、刺繍初心者から上級者まで楽しめる技法として評価されています。
使い方・例文
リネンのブラウスの袖口にブラックワークで唐草模様を施したり、額装してインテリアとして飾ったりする場面で登場します。
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