ブッポウソウ科とは?
ぶっぽうそうか
ブッポウソウ科とは、鮮やかな青・緑・橙色の羽毛を持つ中型鳥類の分類群で、旧世界の熱帯・亜熱帯に分布するブッポウソウ目の科です。
ブッポウソウ科(Coraciidae)は、鳥類のブッポウソウ目に属する科で、ヨーロッパ・アフリカ・アジア・オーストラリアにかけての旧世界の熱帯・温帯域に分布します。英語では「ローラー(Roller)」と呼ばれ、飛行中に行う激しい横回転(ローリング)の求愛ディスプレイに由来します。
ブッポウソウ科の主な特徴は以下のとおりです。
- 体長25〜35cmほどの中型鳥で、ずんぐりした体型と大きな頭部が目立つ
- 羽毛は青・緑・水色・橙色など鮮やかな色彩で、飛翔時の美しさが際立つ
- 嘴は強健で先端がやや下に曲がり、昆虫・トカゲ・カエルなどを捕食する肉食性
- 木の洞・崖の穴・土手の穴などに営巣する
日本でよく知られるブッポウソウ(Eurystomus orientalis)は夏鳥として日本に渡来し、かつて「ブッポウソウ」という鳴き声はフクロウの一種(コノハズク)のものと長年混同されていました。昭和初期にラジオ放送で実地調査が行われ、本当にその声を発する鳥がブッポウソウではなくコノハズクであることが確認されたという逸話が有名です。
世界全体ではブッポウソウ科におよそ12種が知られており、アフリカのライラックニシブッポウソウなど鮮やかな色彩の種が多く、野鳥観察・生態写真の対象として人気があります。
使い方・例文
野鳥観察の場面で、「電線に止まる宝石のような青い鳥」として話題になることが多く、日本では夏季に山地の森で見られます。
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