ブタンとは?
ぶたん
ブタンとは、炭素原子4つが連なった構造を持つ炭化水素(アルカン)で、カセットコンロのガスや携帯ライターの燃料として広く使われています。
ブタン(butane)は、分子式C₄H₁₀で表される飽和炭化水素(アルカン)の一種です。炭素4個が直鎖状につながった「n-ブタン(ノルマルブタン)」と、炭素が枝分かれした「イソブタン(2-メチルプロパン)」の2種類の構造異性体が存在します。
ブタンの主な性質は以下のとおりです。
- 状態:常温・常圧では気体だが、比較的低い圧力(常温で約2〜3気圧程度)で液化しやすい
- 燃焼性:空気中で青白い炎で燃焼し、二酸化炭素と水を生成する
- 無色・無臭:天然のブタン自体は無色無臭だが、ガス漏れ検知のために臭気剤が添加されることがある
- 液化石油ガス(LPG):プロパンと混合してLPGとして流通する
ブタンは日常生活で多くの場面に登場します。カセットコンロ用のボンベや使い捨てライター、携帯用ガスバーナーの燃料として広く利用されています。また、化学工業ではブタジエン(合成ゴムの原料)やブチレン(プラスチック原料)の製造原料としても重要です。
炭素数4は、メタン(C1)・エタン(C2)・プロパン(C3)に続くアルカン系列の4番目にあたり、炭素数が増えるにつれて沸点が上がる系統的な性質(プロパンの沸点は約−42℃、n-ブタンは約−1℃)が化学学習の題材としてもよく使われます。
使い方・例文
登山やキャンプで使う小型のカセットガスコンロのボンベの中に液化された状態で入っているのがブタンで、使用時に気化して燃料として燃えます。
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