ブズーキ(アイリッシュ)とは?
ぶずーき
アイリッシュ・ブズーキとは、ギリシャのブズーキをアイルランド伝統音楽向けに改良した撥弦楽器で、複弦を持ちコード伴奏やメロディ演奏に使われます。
アイリッシュ・ブズーキ(Irish bouzouki)は、ギリシャの民族楽器ブズーキをベースに、1960〜70年代にアイルランドの音楽シーンで改良・定着した弦楽器です。もともとギリシャのブズーキは3コースまたは4コースの複弦を持ちますが、アイリッシュ版は4コース(8弦)が標準で、チューニングや胴体の形状がアイルランド音楽に適した仕様に変更されています。
特徴は以下のとおりです。
- 複弦(2本1組)で豊かな音の厚みがあります。
- フラットバック(平らな裏板)の胴体を採用することが多く、ラウンドバックのギリシャ式とは異なります。
- チューニングはGDADまたはGDAEが一般的です。
アイルランドの著名なミュージシャン、ジョニー・モイニハンやアンディ・アーヴァインがアイリッシュ音楽にブズーキを持ち込んだとされ、その後プランクシティーやクラナなどのグループが普及させました。現代のアイリッシュ・トラッドやケルト系フォーク音楽では伴奏楽器として欠かせない存在となっています。
使い方・例文
アイリッシュ・セッションでフィドルやフルートがメロディを弾く中、ブズーキがコードを刻んでリズムと和声の土台を作る役割を担う場面で登場します。
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