フレデリック・ソディとは?
ふれでりっくそでぃ
フレデリック・ソディは、放射性崩壊の理論と同位体の概念を確立したイギリスの放射化学者で、1921年にノーベル化学賞を受賞しました。
フレデリック・ソディ(Frederick Soddy、1877〜1956年)は、イギリスの化学者で、放射線化学および原子核科学の黎明期を牽引した人物です。オックスフォード大学で化学を学んだ後、カナダのマギル大学でアーネスト・ラザフォードと共同研究を行い、放射性崩壊の理論を構築しました。
二人の研究から導き出されたのは、放射性元素が崩壊する際に別の元素へと変化するという「核変換理論」です。これはかつてのアルケミー(錬金術)が夢見た元素変換が実際に自然界で起きているという、当時としては驚異的な発見でした。
ソディの最大の功績のひとつは「同位体(アイソトープ)」の概念の確立です。同じ元素でも中性子数が異なる原子が存在することを理論化し、「isotope(同位体)」という言葉を自ら造りました。この概念は現代の核物理学・化学・医療(放射線診断や治療)の基礎となっています。
1921年に「放射性物質の化学と同位体の起源と性質の研究」に対してノーベル化学賞を受賞しました。晩年は経済学や社会問題にも関心を向け、原子エネルギーの軍事利用に警鐘を鳴らす著作も残しています。
使い方・例文
「ソディの同位体理論」という言葉は、化学や物理の教科書で放射性元素の説明をする際に必ず登場します。
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