アーネスト・ラザフォードとは?
あーねすとらざふぉーど
アーネスト・ラザフォードとは、原子核の存在を実験で証明し「核物理学の父」と呼ばれるニュージーランド出身のイギリスの物理学者です。
アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford、1871年〜1937年)は、ニュージーランド出身でイギリスで活躍した物理学者です。19世紀末から20世紀初頭にかけて放射線・原子構造の研究で数々の革命的発見をなし遂げ、核物理学の基礎を築きました。
最も重要な業績は1911年に行ったα粒子散乱実験(「ガイガー=マースデンの実験」)による原子核の発見です。薄い金箔にα粒子を照射したところ、一部の粒子が大きく反射することを発見し、原子の中心に非常に小さく重い「核」が存在するという原子核モデルを提唱しました。これはそれまで主流だった「プラムプディングモデル」を覆す画期的な成果でした。
その他の主要な業績は以下の通りです。
- 放射線のα線とβ線の分類(1899年)
- 放射性崩壊の半減期理論の確立
- 人工的な原子核変換の実証(窒素を酸素に変換)
- 陽子の命名と発見への貢献
1908年にノーベル化学賞を受賞しました。中性子の存在をほぼ予言し、弟子のジェームズ・チャドウィックが後にその発見を確認しました。チャドウィックをはじめ数多くの優れた研究者を育てた教育者としても知られています。
使い方・例文
高校や大学の物理・化学の授業で「ラザフォードの実験が原子核の発見に導いた」として必ず紹介され、科学史の解説でも核物理学の原点として言及されます。
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