フリュートゥーとは?
ふりゅーとぅー
フリュートゥーとは、フランス語圏で用いられる縦笛の一種で、リコーダーと同系統の木管楽器を指すことが多い音楽用語です。
フリュートゥー(flûteau、またはfluteau)は、フランス語圏において用いられる縦笛の総称的な呼称で、主にリコーダー系の歌口(ウィンドウェイ)を持つ縦型の笛を指します。フランス語の「flûte(フルート)」に指小辞が付いた形で、「小さな笛」というニュアンスを持ちます。
西洋音楽史において縦笛の種類は多岐にわたります。現代でいうリコーダー(recorder)はバロック時代には単に「フルート」と呼ばれることが多く、横笛(トラヴェルソ)と区別する際に「フリュートゥー」「フルート・ア・べ(bec)」などの呼称が使われました。現代の研究や古楽演奏の文脈で、こうした歴史的用語が参照されます。
楽器の構造としては、上端に吹き込む穴(歌口)があり、指で音孔を塞ぐことで音程を変えます。素材は木製が基本で、音色は柔らかく暖かみがあります。バロック時代の室内楽や声楽伴奏に用いられた楽器として位置づけられ、古楽の再現演奏において注目される楽器のひとつです。
使い方・例文
古楽アンサンブルの解説書でフリュートゥーという語が登場する場合、バロック期の縦笛(リコーダー類)を指していることが多く、現代の横型フルートとは別の楽器です。
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