フリデリク・エベールとは?
ふりでりくえべーる
フリードリヒ・エーベルトとは、ドイツ初代大統領で、第一次世界大戦後のワイマール共和国の樹立に貢献した社会民主主義の政治家です。
フリードリヒ・エーベルト(Friedrich Ebert、1871〜1925年)は、ドイツの政治家で、ドイツ社会民主党(SPD)の党首を経て、1919年にドイツ共和国(ワイマール共和国)の初代大統領に就任しました。
エーベルトは職人の家庭に生まれ、馬具職人として働きながら社会民主党の活動に参加し、党内で頭角を現しました。第一次世界大戦末期の1918年、ドイツ帝国の崩壊とカイザー(皇帝)ウィルヘルム2世の退位に際し、臨時政府の首班として共和国宣言を主導しました。
大統領として直面した課題は多岐にわたります。
- スパルタクス団(共産主義勢力)の蜂起(1919年)の鎮圧
- ヴェルサイユ条約の受け入れとその国内反発への対応
- 超インフレや経済混乱への対処
- 右翼・左翼双方からの政治的攻撃
エーベルトは共和国の安定化に尽力しましたが、1925年に任期途中で病死しました。その後のドイツはナチスの台頭という激動の道をたどることになります。エーベルトはワイマール共和国の父として、またドイツ社会民主主義の象徴として記憶されており、ベルリンにはエーベルトの名を冠した財団(フリードリヒ・エーベルト財団)が現在も活動しています。
使い方・例文
ドイツ近現代史の授業や解説で「ワイマール共和国の初代大統領」として言及されることが多い政治家です。
この用語をシェア
最終更新: