フリッティングとは?
ふりってぃんぐ
フリッティングとは、電気接点やコネクターに発生する微小な摩耗・腐食によって接触不良が起きる現象です。
フリッティング(fritting)とは、電気接点やコネクターの接触面が微小な振動・摩擦・腐食によって劣化し、電気的な接触不良を引き起こす現象です。英語の「frit(焼き固める・溶かす)」に関連する語で、電気工学・信頼性工学の分野で使われる専門用語です。
接点の表面には酸化膜や汚染物質が形成されることがあり、通常の接触圧力ではこれを突き破れず、電流が流れにくくなります。一方、一定の高電圧をかけることでこの薄い絶縁被膜を破り、電流経路を回復させることがあり、これを「フリッティング現象」と呼ぶこともあります。
フリッティングが問題となる場面の例は以下の通りです。
- 自動車の電装コネクター(振動による接触不良)
- 産業用リレー・スイッチ(反復動作による摩耗)
- 音響・映像機器のアナログ接点(微電流環境での劣化)
- 基板上のプレスフィット端子
対策としては、金メッキなどの耐食性コーティング、適切な接触圧力の設計、防湿封止などが用いられます。低電流・低電圧の信号系接点では特に発生しやすく、製品の信頼性設計において重要な検討事項の一つです。
使い方・例文
車のオーディオが断続的に切れる原因を調べたところ、コネクターのフリッティングによる接触不良が判明した。
この用語をシェア
最終更新: