フランツ・グリルパルツァーとは?
ふらんつぐりるぱるつぁー
フランツ・グリルパルツァーはオーストリアの劇作家で、19世紀ウィーンを代表する文学者のひとりとして、ギリシャ神話や歴史を題材にした戯曲を多数残しました。
フランツ・グリルパルツァー(Franz Grillparzer、1791〜1872年)は、オーストリア・ウィーン出身の劇作家・詩人です。ドイツ語圏の演劇史においてシラーやゲーテと並び称される存在であり、特にオーストリア文学を代表する作家として高い評価を受けています。
グリルパルツァーの作品の特徴は、古代ギリシャ神話や歴史的テーマを題材としながら、人間の内面的葛藤を深く描く点にあります。代表作には次のような戯曲があります。
- 『サッフォー』(1818年)— 詩人サッフォーの愛と芸術の間で揺れる内面を描いた作品
- 『黄金の羊毛皮』三部作(1821年)— メデイア神話を題材にした大作
- 『海の波、愛の波』(1831年)— ギリシャ神話の英雄レアンドロスを題材とした悲劇
グリルパルツァーはウィーン宮廷でも長年公職に就く一方、政治的・社会的抑圧に悩みながら創作活動を続けました。晩年には多くの作品を発表せずに書き留めるにとどめ、死後に未発表作品が刊行されています。彼の作品はウィーン・ブルク劇場のレパートリーとして今日も上演されています。
使い方・例文
オーストリア文学や19世紀ドイツ語演劇を学ぶ際に、代表的な劇作家として必ず名前が挙がる人物です。
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