フランチェスコ・ダッシジとは?
ふらんちぇすこだっしじ
フランチェスコ・ダッシジは、清貧と万物への愛を説き、フランシスコ会を創設した中世イタリアの修道士・聖人です。
フランチェスコ・ダッシジ(1181または1182〜1226年)は、中世イタリアのアッシジに生まれたカトリックの修道士・聖人で、フランシスコ会(小さき兄弟会)の創設者として知られます。1228年にローマ教皇グレゴリウス9世によって列聖され、今日では動物・生態環境・イタリアの守護聖人として広く崇敬されています。
裕福な布商の息子として生まれ、若い頃は放蕩な生活を送っていましたが、回心体験を経て財産を捨て、清貧・謙遜・奉仕を徹底した生き方に転換しました。彼の精神の核心は「所有しないこと」と「すべての被造物との兄弟愛」で、鳥や狼にも説教したというエピソードが伝わっています。
代表的な著作「太陽の賛歌」(カンティコ・ディ・フラテ・ソーレ)は、太陽・月・風・水・火・大地・死までを「兄弟姉妹」として賛美するイタリア語最初期の傑作詩の一つとされます。十字軍の時代にエジプトのスルタンを直接訪問して和平を試みるなど、時代を超えた平和主義的行動でも知られます。
晩年には手足・脇腹に磔刑のキリストと同じ傷(聖痕)が現れたとされ、これは聖人伝の中でも特筆される出来事です。現代においても環境倫理や非暴力の文脈でその思想が再評価されています。
使い方・例文
「フランシスコ会」「清貧の誓い」「動物の守護聖人」といったキーワードで調べると、フランチェスコ・ダッシジの名前と生涯が解説されています。
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