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フランス植民地解放とは?

ふらんすしょくみんちかいほう

フランス植民地解放とは、主に20世紀半ばに旧フランス領の植民地が独立を達成した一連の脱植民地化の動きを指します。

フランス植民地解放とは、19世紀から20世紀にかけフランスが支配していたアフリカアジア・中東などの植民地が、民族自決の原則や独立運動を経て相次いで独立を達成した歴史的プロセスを指します。特に第二次世界大戦後の1950〜1960年代に集中して起きたことから、「脱植民地化(Décolonisation)」の時代とも呼ばれます。

フランスは最盛期、アルジェリア・モロッコ・チュニジア(北アフリカ)、セネガル・コートジボワール・カメルーンなど多数のサハラ以南アフリカ諸国、インドシナ(ベトナム・ラオス・カンボジア)など広大な植民地帝国を築いていました。

独立の経緯は地域によって異なります。

  • インドシナ:ベトナム独立同盟(ベトミン)との第一次インドシナ戦争(1946〜1954年)でフランスが敗北し、1954年のジュネーヴ協定により撤退。
  • 北アフリカ:モロッコ・チュニジアが1956年に独立。アルジェリアはフランス人入植者問題もあり激しい独立戦争(1954〜1962年)の末に独立。
  • サハラ以南アフリカ:1960年は「アフリカの年」と呼ばれ、フランス領のほぼすべてが一斉に独立を宣言した。

フランス植民地解放は、国際政治における民族自決原則の定着と冷戦構造の影響を受けながら進行し、今日のアフリカ・アジア諸国の国家形成に深く関わる歴史的転換点となっています。

使い方・例文

世界史の現代史単元でアフリカ・アジアの独立を学ぶ際に、フランス植民地解放の流れが各地域の事例とともに取り上げられます。

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