フラットシックスとは?
ふらっとしっくす
フラットシックスとは、6つのシリンダーを3気筒ずつ水平に対向させて配置した水平対向6気筒エンジンのことで、低重心と振動の少なさが特徴です。
フラットシックス(Flat-Six)とは、水平対向6気筒エンジン(ボクサー6)の通称です。ピストンが左右対称に向かい合い、水平方向に往復運動するため「フラット」と呼ばれ、6気筒であることから「シックス」と組み合わせた名称です。
水平対向エンジンは各シリンダーが水平に配置されるため、エンジン全体の高さが低くなり、車体の重心を下げる効果があります。さらに左右のピストンが対向して動くことでその慣性力が打ち消し合い、振動が極めて少なく滑らかな回転フィールが得られます。これはインライン6気筒と並んで「理論的に一次・二次振動がキャンセルされる」エンジン形式とされています。
フラットシックスを代表する車種はポルシェで、911シリーズは初代から現在に至るまで一貫して水平対向6気筒エンジンを搭載し続けており、そのスムーズな回転フィールと独特の排気音はブランドアイデンティティそのものとなっています。スバルも水平対向エンジンを長年採用してきましたが、現行の量産モデルはおもに水平対向4気筒(EJ・FA系)が中心で、6気筒はかつての一部モデルに限られます。
フラットシックスのデメリットとしては、エンジン幅が広がることによるエンジンルームの設計制約や、整備性のやや低さが挙げられます。しかし高性能スポーツカーにおける低重心・低振動という優位性は替えがたく、現在もポルシェ911の象徴的な技術として受け継がれています。
使い方・例文
ポルシェ911の独特の「ボクサーサウンド」と安定したコーナリング性能は、フラットシックスエンジンが車体後部の低い位置に搭載されていることに由来しています。
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