フライング装置とは?
ふらいんぐそうち
フライング装置とは、舞台・ミュージカル・映像制作において出演者を空中に浮かせたり飛行させたりするためのワイヤーや機械システムです。
フライング装置とは、舞台・ミュージカル・テーマパークショー・映画撮影などで、出演者や物体を空中に吊り上げて動かすために使用される機械的なシステムの総称です。ピーターパンや魔法使いが空を飛ぶ演出など、非日常的な視覚体験を生み出す舞台技術の一つです。
フライング装置の基本構造は、天井のレールや固定点に取り付けたワイヤーロープと滑車、それを動かすウインチ(電動巻き上げ機)で構成されます。出演者はハーネス(安全帯)を着用してワイヤーに接続され、操作担当者がワイヤーの長さや速度を制御することで飛行の軌跡を作り出します。
フライング装置の主な種類と特徴は以下の通りです。
- 固定レール式:舞台の天井に設置したレールに沿って一方向に移動する基本的なタイプ
- 自由軌道式(3次元飛行):複数のワイヤーと電動ウインチを連動させ、前後左右上下に自由に動ける
- グリーンバック合成用リグ:映像撮影でCG合成を前提に使用される軽量な装置
安全管理が最重要であり、装置の定期点検・ワイヤーの交換基準・操作者の訓練が厳格に定められています。大規模なミュージカルや歌舞伎の宙乗りなど、エンターテインメントの感動的な演出を支える技術です。
使い方・例文
ミュージカル「ピーターパン」でヒロインが舞台上を空中飛行するシーンや、歌舞伎の「宙乗り」で役者が客席上空を移動する場面でフライング装置が使われています。
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