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フッ化物局所塗布とは?

ふっかぶつきょくしょとふ

フッ化物局所塗布とは、歯の表面に直接フッ素化合物を作用させてむし歯を予防する歯科的処置です。

フッ化物局所塗布とは、フッ素(フッ化物)を含む薬剤を歯の表面に直接塗布または接触させることで、歯質を強化しむし歯(齲蝕)を予防する処置です。フッ化物を体内から取り込む「全身応用」と区別し、歯の表面に直接作用させる方法を「局所応用」と呼びます。

フッ化物がむし歯予防に有効な理由は主に3つのメカニズムによります。

  • 歯のエナメル質にフルオロアパタイトを形成し酸への抵抗性を高める(歯質強化)
  • 酸によって溶け出したミネラルの再石灰化を促進する
  • むし歯原因菌の酸産生を抑制する(抗菌作用)

歯科医院での局所塗布には、高濃度のフッ化ナトリウムや酸性フッ化リン酸(APF)が使用されます。ゲル状の薬剤をトレーに入れて歯に当てる方法や、歯面に直接塗る方法があります。子どものむし歯予防では3〜6か月ごとの塗布が推奨されることが多く、永久歯萌出直後の時期に特に効果的です。

一般家庭でも使えるフッ素入り歯磨き剤やフッ素洗口液は低濃度の局所応用に該当します。歯科医院での高濃度塗布との組み合わせにより、より高いむし歯予防効果が期待できます。適切な濃度と使用法を守れば安全性が高く、世界保健機関(WHO)も推奨する予防手段です。

使い方・例文

小学校入学前後の子どもが歯科検診を受けた際に、生えたばかりの永久歯を守るためフッ化物をゲル状の器具で歯面に塗布してもらう場面が代表例です。

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