本文へスキップ

フォッシルコーラル(化石珊瑚)とは?

ふぉっするこーらる

フォッシルコーラル化石珊瑚)とは、古代のサンゴが化石化して珪化・石英化した天然石で、生物的な模様と鉱物の輝きを併せ持つ装飾石です。

フォッシルコーラル化石珊瑚)は、数千万〜数億年前に生息していたサンゴの骨格が地中に埋没し、長い年月をかけて珪素分(SiO₂)に置き換えられて珪化・化石化したものです。正確には「アゲタイズドコーラル(瑪瑙化珊瑚)」とも呼ばれます。

サンゴの六角形や多角形の個虫の模様(コーラリウム構造)が石の断面に美しく残り、それが瑪瑙やカルセドニー(潜晶質石英)に置き換えられているため、独特の幾何学模様と鉱物としての光沢を同時に持ちます。色は褐色・グレー・クリーム・赤・橙など産地によって多彩です。

産出するサンゴの種類や地質時代によって模様や色が異なり、古生代のサンゴ化石は四射サンゴ・床板サンゴなどの絶滅したグループに属します。インドネシア・アメリカ(フロリダ州・ミシガン州)・インドなどが代表的な産地として知られています。

  • 硬度:6.5〜7(珪化されているためかなり硬い)
  • 用途:カボションカット宝石・ビーズ・スラブ(板状標本)・インテリア装飾
  • 生物由来の模様と鉱物的な性質が共存する点がコレクターの魅力

宝石としてペンダントやリングに加工されるほか、磨いたスラブをインテリアや標本として飾る用途でも流通しています。

使い方・例文

アクセサリーショップで「古代サンゴの化石を磨いた天然石ペンダント」として販売されるほか、博物館の古生物学展示でサンゴの進化を示す標本として登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語