フィン語群とは?
ふぃんごぐん
フィン語群とは、ウラル語族に属する言語のグループで、フィンランド語・エストニア語などを含む、北ヨーロッパを中心に話される言語の総称です。
フィン語群(フィン諸語)は、ウラル語族のフィン・ウゴル語派に属する言語のグループです。インド・ヨーロッパ語族とは系統を異にする独自の言語群として、言語学上注目されています。
フィン語群には以下のような言語が含まれます。
- フィンランド語 — フィンランドの公用語。約500万人が話す
- エストニア語 — エストニアの公用語。フィンランド語と近縁関係にある
- カレリア語 — ロシア・フィンランド国境付近で話される
- ヴェプス語・ヴォート語・イジョラ語 — ロシア北西部の少数言語
- サーミ語群 — 北極圏のサーミ人が使用する言語(広義のフィン語群に含める場合もある)
フィン語群の特徴として、格変化が豊富(フィンランド語では15格以上)で語順の自由度が高いこと、語幹への接尾辞付加によって意味を変える膠着語的な性質を持つことが挙げられます。また母音調和という規則もあり、単語内の母音が前舌音か後舌音かで統一されます。これらの特徴はインド・ヨーロッパ語族とは大きく異なります。
使い方・例文
フィン語群に属するフィンランド語は日本語と語順が似ており(SOV型)、また「格」の概念が豊富なため、英語話者には難しい言語の一つとされています。
この用語をシェア
最終更新: