フィッツロイ山とは?
ふぃっつろいさん
アルゼンチン南部パタゴニアにそびえる険峻な岩峰で、世界屈指の難ルートとして登山家に知られています。
フィッツロイ山(Monte Fitz Roy)は、アルゼンチンのパタゴニア地方、サンタクルス州にある標高約3,405メートルの岩山です。チリとの国境付近に位置するロス・グラシアレス国立公園内にあり、ユネスコ世界遺産にも登録されたこの地域のシンボル的な山です。
垂直に切り立った花崗岩の岩壁が特徴的で、頂上付近には年間を通じて雲がかかりやすく、地元先住民のテウェルチェ族の言葉で「煙を吐く山」を意味する「チャルテン」とも呼ばれていました。現在は麓の村「エル・チャルテン」がトレッキングの拠点として人気を集めています。
登山技術的には、フィッツロイは世界でも最難関の岩峰のひとつとされており、初登頂はフランスの登山家ライオネル・テレイとギヨーム・デュプレによって達成されたとされています(1952年)。その後もアルパインスタイルの困難なルートが次々に開拓され、ロッククライマーの憧れの山となっています。
パタゴニア特有の激しい天候変化と強風もあって、登頂成功率は決して高くなく、それゆえに経験豊富な登山家たちを惹きつけ続けています。
使い方・例文
アウトドアブランド「パタゴニア」のロゴはフィッツロイ山をモチーフにしており、その険峻な稜線は世界中のアウトドア愛好家に親しまれています。
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