ピーター・セラーズとは?
ぴーたーせらーず
ピーター・セラーズはイギリス出身の喜劇俳優で、変幻自在のキャラクター演技で20世紀を代表するコメディアンとなりました。
ピーター・セラーズ(Peter Sellers、1925〜1980年)は、イギリスが生んだ20世紀最大のコメディ俳優の一人です。幼少期から父親の仕事の影響で舞台に親しみ、第二次世界大戦中は英国空軍に従軍しながら慰問公演を行いました。戦後はBBCのラジオ番組で頭角を現し、やがて映画界へと活躍の場を移しました。
セラーズ最大の武器は声色・外見・仕草を徹底的に作り込む変身能力です。一本の映画で複数の全く異なるキャラクターを演じることも珍しくなく、その技巧は「本人不在の俳優」とも評されました。
代表的な出演作は以下のとおりです。
- 『博士の異常な愛情』(1964年)——スタンリー・キューブリック監督のブラックコメディで三役を演じた
- 『ピンクの豹』シリーズ——ドジな刑事クルーゾー役で国際的な人気を獲得
- 『チャンス』(1979年)——無口な庭師が大統領に影響を与えるという寓話的作品でアカデミー賞にノミネート
私生活では心臓疾患に悩まされながらも精力的に活動し、54歳で急逝しました。没後も彼の作品は繰り返し上映・評価され続け、コメディ演技の手本として後世の俳優に多大な影響を与えています。
使い方・例文
「ピーター・セラーズの物まね芸は単なる笑いではなく、キャラクターの内面まで掘り下げた演技術だ」というように、コメディ・演技論の文脈で言及されます。
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