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ピンホール写真とは?

ぴんほーるしゃしん

ピンホール写真とは、レンズを使わずに針穴(ピンホール)を通した光だけで像を結ばせる写真技法で、独特の柔らかい描写が特徴です。

ピンホール写真とは、通常のカメラに搭載されるレンズの代わりに、非常に小さな穴(ピンホール)から光を取り込んで感光材料に像を投影する写真技法です。ピンホールカメラとも呼ばれ、光学の原理としては「カメラ・オブスクラ」に端を発する非常に古い仕組みです。

ピンホール写真の仕組みは、小さな穴を通ることで光が直進し、穴の向こう側にある被写体の像が反転して投影される「針穴投影」の原理に基づいています。穴が小さいほどシャープな像が得られますが、光量が少なくなるため露光時間は長くなります。市販のカメラのレンズマウントにピンホールキャップを付ける方法から、空き缶や段ボールで自作するものまで、さまざまな形式があります。

ピンホール写真の主な特徴は以下のとおりです。

  • 焦点距離に関係なく全域がほぼ均一にフォーカスされる(被写界深度が無限大に近い)
  • レンズ特有のゆがみがなく、直線が正確に描写される
  • 全体的に柔らかく夢幻的な描写になる
  • 長時間露光が必要で、動く被写体がブレやすい

現代ではデジタルカメラのボディにピンホールを装着して撮影することも可能です。フィルム写真の復興と合わせてアート表現の手法として注目されており、独特の温かみある映像表現ができるとして写真愛好家に親しまれています。

使い方・例文

廃材の缶にピンホールを開けてフィルムを入れた自作カメラで風景を撮影するワークショップや、写真家が独特の幻想的な表現のために意図的に使用する場面で登場します。

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