ピンスポットとは?
ぴんすぽっと
ピンスポットとは、舞台や演出の場面で特定の人物・物体だけを極めて小さく絞った光で照らすスポットライト、またはその照明技法のことです。
ピンスポット(Pin Spot)とは、光の照射範囲を非常に狭く絞り込み、対象を「点」のような小さな円形の光で照らす照明器具・照明手法のことです。「ピン」は「針」を意味し、その名の通り針で刺したように細い光束が特徴です。
通常のスポットライトと異なり、ピンスポットは直径数十センチ程度、あるいはそれ以下の非常に小さな光の輪を作り出します。このため特定の出演者の顔・手・小道具・テーブル上の花束など、舞台上の一点だけを強調する演出に使われます。オペラ・バレエ・ミュージカル・マジックショーなど、劇的な瞬間を際立たせたい場面で効果的です。
ピンスポットが使われる主な場面は以下の通りです。
- ソリストが登場するオーケストラコンサートやオペラの場面
- ウェディングパーティーでの新郎新婦への集光演出
- ナイトクラブ・ディスコでのミラーボールへの照射(無数の光の点を会場に散らす効果)
- マジックショーで特定の小道具を浮き上がらせる演出
照明技術の面では、光の漏れ・散乱を抑えるために特殊なレンズやフードが使用されます。フォロースポット(人を追跡しながら照らす可動スポット)の一種としてピンスポットが運用されることもあります。演出における「見せたいものだけに光を当てる」という照明の本質を体現した技法です。
使い方・例文
コンサートや舞台の演出解説、あるいは照明プランの打ち合わせで「ピンスポで顔を追う」「ピンスポを当てる」という使い方で登場します。
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