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ピンスクリーンアニメーションとは?

ぴんすくりーんあにめーしょん

ピンクリーンアニメーションとは、無数の細いピンが刺さった画面に光を当てて生まれる影の濃淡で映像を作るアニメーション技法です。

ピンクリーンアニメーションは、白い板や布に無数の金属製のピンを隙間なく刺し、ピンの突出量を変えることで光の当たり方と影の濃淡を操作し、独特のテクスチャを持つ映像を生み出すアニメーション技法です。

この技法は1930年代にアレクサンドル・アレクセイエフとクレアパーカーのふたりが発明しました。彼らはピンスクリーン(エクラン・ドゥ・パン)と呼ばれる装置を制作し、1933年の短編作品「禿山の一夜」でその存在を世に知らしめました。装置は縦横に何万本ものピンが並ぶスクリーンで、アニメーターが手でピンを一本ずつ押したり引いたりして1フレームずつ撮影する、非常に手間のかかる手法です。

ピンスクリーンアニメーションの特徴として以下の点が挙げられます。

  • 柔らかく夢幻的な映像表現が得られる
  • 細部に豊かなテクスチャと深みが生まれる
  • デジタルでは再現しにくい独特の手作り感がある
  • 制作に多大な時間と労力を要する

現代ではカナダ国立映画制作庁(NFB)がアレクセイエフの装置を引き継いで保存・活用しており、ジャック・ドルーアンら後継アーティストが作品を発表しています。その独特の美しさから今もアート系アニメーションの世界で高く評価されています。

使い方・例文

アレクサンドル・アレクセイエフが制作したアニメーション「禿山の一夜」や「鼻」などで、ピンスクリーンアニメーションの幻想的な映像表現を見ることができます。

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