ピグミーシーホースとは?
ぴぐみーしーほーす
ピグミーシーホースとは、体長2センチメートル以下の世界最小級のタツノオトシゴで、ダイバー憧れのレアな水中生物です。
ピグミーシーホース(Pygmy seahorse)は、タツノオトシゴの仲間(ヨウジウオ科)の中でも特に小型の種の総称で、体長が約1〜2センチメートルしかありません。インド太平洋のサンゴ礁域に生息し、特に東南アジアから西太平洋にかけてのいわゆる「サンゴの三角地帯」に多く分布しています。
ピグミーシーホースは驚異的な擬態能力で知られています。主に共生するのは扇形に広がるヤギ類(ウチワサンゴ)で、体の色やテクスチャーがホストのサンゴとほぼ完全に一致します。白・ピンク・黄色・紫などさまざまな色のバリエーションがあり、いずれも共生するサンゴと同色になります。
ピグミーシーホースの主な特徴は以下のとおりです。
- ヤギ類の枝にしっかりと巻きついて暮らす定住性
- 繁殖はオスが育児嚢で卵を育てる(タツノオトシゴ共通の特性)
- 視力が弱く、獲物の小型甲殻類を流れに乗って待ち伏せる
- 擬態が完璧すぎて発見されたのが比較的最近の種も多い
その小ささと擬態の巧みさからダイビングガイドでもなかなか見つけられないことが多く、発見できたときの喜びはひとしおです。フィリピンのアニラオやインドネシアのレンベ海峡などが代表的な観察スポットとして知られています。
使い方・例文
インドネシアのレンベ海峡では、ガイドに教えてもらわないとほぼ見つけられないほど擬態が巧みなピグミーシーホースを、マクロレンズを使って撮影するダイバーが多く訪れます。
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