びわとは?
びわ
びわ(枇杷)とは、バラ科の常緑樹とその実を指し、初夏に黄橙色の甘い果実を結ぶ日本でなじみ深い果物です。
びわ(枇杷、学名:Eriobotrya japonica)は、バラ科ビワ属の常緑高木です。原産地は中国南部とされており、日本には古くから渡来し、温暖な地方を中心に広く栽培されてきました。葉・実ともに利用価値が高く、果樹としてだけでなく薬用や観賞用としても知られています。
果実は卵形または洋梨形で、熟すと鮮やかな黄橙色になります。果肉は柔らかく甘みと適度な酸味を持ち、種が大きく可食部が少ない点が特徴です。旬は5〜6月の初夏で、市場に出回る期間が短いため「幻の果物」とも呼ばれることがあります。主産地は千葉県(房総半島)・長崎県・香川県などで、品種によって大きさや風味が異なります。
代表的な品種としては以下が挙げられます。
- 茂木(もぎ):長崎産の小粒で甘い人気品種
- 田中:大粒で食べ応えがある品種
- 長崎早生:早い時期に出荷される品種
果実以外では、びわの葉が「枇杷葉(びわよう)」として漢方薬に用いられてきた歴史があります。葉には抗炎症作用が期待される成分が含まれるとされ、民間療法や入浴剤としても利用されます。また「楽器の琵琶(びわ)」も葉の形が似ていることからこの名が付いたとされています。
使い方・例文
初夏のギフトや手土産としてびわの詰め合わせが贈られる場面があります。また枇杷の葉茶として煮出して飲まれたり、民間療法でシップ代わりに用いられる場面でも登場します。
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