ビャルニ・ヘリュルフソンとは?
びゃるにへりゅるふそん
ビャルニ・ヘリュルフソンは、10世紀末のノルウェー系アイスランド人探検家で、ヨーロッパ人として初めて北アメリカ大陸を目撃したとされる人物です。
ビャルニ・ヘリュルフソン(Bjarni Herjólfsson)は、10世紀末に活躍したノルウェー系のアイスランド人航海者です。北欧のサガ(叙事詩)、特に「グリーンランドのサガ」に記録されており、ヨーロッパ人として初めて北アメリカ大陸の海岸線を目撃した人物として知られています。
伝承によれば、985〜986年頃、ビャルニはアイスランドからグリーンランドへ父親を訪ねようと航海しましたが、嵐と濃霧によって進路を誤り、未知の陸地(現在の北アメリカ大陸東海岸の一部、ニューファンドランド周辺と推定される)を目撃しました。しかし彼は上陸せずに引き返し、グリーンランドへと到達しました。
ビャルニの報告は後にレイフ・エリクソンに伝わり、レイフはその情報をもとに北アメリカへの本格的な探検に乗り出しました。このためビャルニは「発見者」として正式に評価されることは少なく、上陸・探検を行ったレイフ・エリクソンが一般的に「ヴィンランドの発見者」と呼ばれます。ビャルニの事績はノルウェー人の北方探検史を語る文脈で重要であり、コロンブスより約500年前に北アメリカを目撃したとされる航海者の記録として歴史的価値があります。
使い方・例文
ヴァイキングの航海史や北アメリカ発見の経緯を調べる文脈で、「レイフ・エリクソンに先駆けて陸地を目撃したノルウェー人」としてビャルニの名前が登場します。
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