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ヒポカンポスとは?

ひぽかんぽす

ヒポカンポスとは、ギリシャ神話に登場する馬の前半身と魚の後半身をもつ海の神獣で、海神ポセイドンの乗り物として知られる幻獣です。

ヒポカンポス(Hippokampos)は、古代ギリシャ神話伝説に登場する幻獣で、上半身が馬、下半身が魚という独特の姿をもちます。ギリシャ語で「馬(hippos)」と「海の怪物(kampos)」を組み合わせた名称で、英語では「hippocampus」とも表記されます。

海の王者ポセイドンの戦車を引く乗り物として描かれることが多く、古代ギリシャやローマ壁画・モザイク・硬貨にその姿が残されています。波を蹄でかき分け、たてがみは波しぶきのように描かれるのが典型的な図像です。

ヒポカンポスは西洋美術・紋章学・装飾美術に広く取り入れられており、特にルネサンス以降の噴水彫刻や宮殿装飾に多く登場します。フィレンツェのボーボリ庭園やローマのトレビの泉などの噴水にも馬と魚を組み合わせた彫刻を見ることができます。紋章学では海事・航海・力強さのシンボルとして家紋や都市の紋章に使われてきました。

また「ヒッポカンパス(海馬)」という名称は脳の記憶を司る部位(海馬)にも用いられています。これはその形状がタツノオトシゴ(海馬)に似ていることに由来し、ヒポカンポスの名前が医学・解剖学の分野にも影響を与えた例です。

使い方・例文

西洋の噴水や建築装飾で「前半身が馬で後半身が魚」という生き物が描かれている場合、それはヒポカンポスを表していることが多く、海や水との関連を示すシンボルとして用いられています。

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