パート譜とは?
ぱーとふ
パート譜とは、アンサンブルやオーケストラ演奏において、各楽器・各声部の演奏者が個別に使用するための楽譜のことです。
パート譜とは、合奏において各楽器や声部に割り当てられた演奏箇所だけを抜き出した楽譜のことです。オーケストラや吹奏楽、室内楽など、複数の奏者が同時に演奏する場面で用いられます。
全ての楽器の声部を一枚に収めた楽譜はスコア(総譜)と呼ばれ、主に指揮者や作曲家・編曲家が使用します。一方、個々の演奏者が自分の音だけを追うために使うのがパート譜です。たとえばオーケストラであれば、ヴァイオリン奏者にはヴァイオリンのパート譜、オーボエ奏者にはオーボエのパート譜が渡されます。
パート譜にはいくつかの重要な工夫が施されています。
- 自分が演奏しない箇所は「休み(休符)」としてまとめて記載される
- 指揮者の合図を確認しやすいよう、重要な小節番号やリハーサル記号が明記される
- ページをめくるタイミング(ページターン)が演奏の邪魔にならないよう配慮される
- 他の楽器のキューイングが書き込まれることがある
パート譜の作成はかつて手書きで行われていましたが、現代では楽譜作成ソフトウェアを使って効率的に出力・印刷できるようになりました。正確で見やすいパート譜の作成は、演奏の質を左右する重要な準備作業です。
使い方・例文
オーケストラのリハーサルで各奏者が手元に持っているのがパート譜で、指揮者だけがスコア(総譜)を見ながら全体を統括します。
この用語をシェア
最終更新: