パシュトゥーン人とは?
ぱしゅとぅーんじん
パシュトゥーン人とは、アフガニスタンとパキスタンにまたがる地域に居住するイラン系民族で、独自の部族慣習法「パシュトゥンワリ」を重んじる文化で知られます。
パシュトゥーン人(英: Pashtun、パシュト語: پښتانه)は、主にアフガニスタン南東部からパキスタン北西部にかけての地域に居住する民族です。アフガニスタンでは最大の民族集団を形成し、パキスタンでは第2位の規模を持ちます。総人口はおよそ数千万人にのぼると推定されており、世界有数の部族社会の一つです。
言語はパシュト語(イラン語派に属するインド・ヨーロッパ語族)を母語とし、イスラム教スンナ派を信仰します。社会の根幹をなすのは「パシュトゥンワリ」と呼ばれる部族慣習法で、
- メルマスティア(客人歓待の義務)
- ナナワタイ(庇護の義務)
- バダル(復讐・名誉回復の義務)
歴史的にはアフガニスタン王朝の主要な担い手でもあり、18世紀以来の多くのアフガニスタン政権はパシュトゥーン系の指導者によって率いられてきました。近現代においてはアフガニスタン紛争やタリバンとの関連でたびたび国際的な注目を集めましたが、パシュトゥーン人全体が一枚岩ではなく、多様な部族・政治的立場を持つことに注意が必要です。
使い方・例文
「パシュトゥーン人の部族社会では、見知らぬ旅人を手厚くもてなす慣習が今も続いている」という文化紹介の文章で登場します。
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