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パシュトゥン人とは?

ぱしゅとぅんじん

パシュトゥン人とは、アフガニスタンパキスタンにまたがる地域に居住するイラン系民族で、独自の言語・文化・部族慣習を持つ世界最大規模の部族社会集団の一つです。

パシュトゥン人(Pashtun)は、主にアフガニスタン南東部からパキスタン北西部にかけての地域(歴史的にパシュトゥニスタンと呼ばれる)に居住するイラン系民族です。パターン人、プーシュトゥン人などとも呼ばれ、総人口は数千万人規模とされており、世界最大の部族連合社会を形成している集団の一つです。

パシュトゥン人の主な特徴と文化は次のとおりです。

  • パシュトー語(プーシュトー語)を話し、インド・ヨーロッパ語族のイラン語派に属する
  • 「パシュトゥンワリ」と呼ばれる独自の慣習法・名誉規範に基づいた部族社会を維持する
  • イスラム教(スンニ派)を信仰する者が多数を占める
  • 数百に及ぶ部族・氏族(クラン)に分かれており、部族の忠誠心が社会の基盤となっている

アフガニスタンではパシュトゥン人は最大の民族集団であり、政治・軍事・文化面で大きな影響力を持ってきました。タリバンはパシュトゥン人を中心に形成された武装勢力であり、近現代のアフガニスタン情勢を語るうえでパシュトゥン人の動向は欠かせない要素です。

パキスタンでも人口の約15〜20%を占めるとされ、国境を越えた民族的・文化的なつながりが地域の政治情勢に大きく関わっています。

使い方・例文

アフガニスタン情勢を報道するニュースでは、パシュトゥン人の部族構造や慣習法が現地の政治的な動きを理解するうえで重要な背景として解説されることが多いです。

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