パウロ・ローシャとは?
ぱうろろーちゃ
パウロ・ローシャは、ポルトガルの映画監督で、詩情豊かな映像スタイルで知られるヨーロッパ映画を代表するアート系作家の一人です。
パウロ・ローシャ(Paulo Rocha)は1935年にポルトガルで生まれた映画監督で、ポルトガルにおけるシネマ・ノーヴォ(新しい映画)運動の中心的な人物として知られています。1960年代にフランスのヌーヴェルヴァーグの影響を受けながら、ポルトガル独自の映像文法を打ち立てました。
代表作「緑の年月」(1963年)はポルトガル映画史における重要な作品とされており、それまでの商業映画とは一線を画す実験的かつ詩的なスタイルが高く評価されました。ローシャの映像は風景や人物の細部へのこだわりが強く、語りの構造よりも映像と感情の積み重ねを重視する手法が特徴的です。
その後も精力的に作品を発表し、日本との縁も深く、日本を舞台にした作品やドキュメンタリーも手がけています。晩年に至るまで独自の美学を追求し続けた姿勢は、世界のシネフィル(映画愛好家)から高い評価を受けています。2012年に没しましたが、その作品群はポルトガル映画の遺産として今も語り継がれています。
使い方・例文
「パウロ・ローシャの映画はヨーロッパのアートシネマの文脈で論じられることが多い」のように、映画研究や映画評論の場面で登場します。
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