バルドルとは?
ばるどる
バルドルとは、北欧神話における光と純粋さを象徴する美しい神で、その死が神々の終末「ラグナロク」の前兆とされています。
バルドル(Baldr、英語ではBalder)は、北欧神話(ゲルマン神話)に登場する神で、主神オーディンと愛の女神フリッグの息子です。光・美しさ・善良さ・知恵を象徴する神として、北欧神話の中でも特に愛された存在です。
バルドルにまつわる最も有名な神話が「バルドルの死」です。母フリッグはあらゆるものにバルドルを傷つけないよう誓いを立てさせましたが、宿り木(ヤドリギ)だけは見落とされました。いたずら神ロキがこの弱点を悪用し、盲目の神ヘズにヤドリギの矢を投げさせてバルドルを殺害しました。神々は嘆き悲しみ、バルドルは冥界ヘルに送られます。
この物語が重要とされる理由は複数あります。
- バルドルの死は神々の秩序の崩壊の始まりを象徴する
- ラグナロク(神々の黄昏)後に世界が再生するとき、バルドルも冥界から蘇ると伝えられる
- 死と再生という普遍的なテーマを体現している
バルドルの物語は中世の詩集『エッダ』や『スカルド詩』に記録されており、北欧神話研究の重要な資料となっています。現代の文学・ゲーム・映画にもたびたび登場します。
使い方・例文
北欧神話を題材にしたゲームや小説では、バルドルはしばしば純粋さと悲劇の象徴として描かれ、ロキとの対比で語られます。
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