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バックコンタクト型太陽電池とは?

ばっくこんたくとがたたいようでんち

バックコタクト太陽電池とは、電極をすべてセル裏面に配置することで受光面を最大化し、高い発電効率を実現した太陽電池の構造方式です。

バックコタクト太陽電池(Back Contact Solar Cell)とは、従来のシリコン太陽電池で受光面(表面)に設けていた電極フィンガーをすべてセルの裏面(バック側)にまとめて配置した構造を持つ太陽電池です。

通常の太陽電池では表面にグリッド電極と呼ばれる細い金属線が格子状に走っており、この部分に当たった光が反射・遮断されて発電ロスが生じます。バックコンタクト型ではこの電極を裏面に移すことで、セル表面のほぼ全面を受光に使えるようになります。その結果、受光面積が増大し、発電効率の向上が実現します。

代表的な方式としては以下のものがあります。

  • IBC(Interdigitated Back Contact)セル:p型とn型の電極を裏面に交互に配置する
  • EWT(Emitter Wrap-Through)セル:表面のエミッタ層を微小孔を通じて裏面に接続する
  • MWT(Metal Wrap-Through)セル:金属電極を貫通孔で裏面に導く

IBCセルは特に変換効率が高く、高効率太陽電池の代名詞として研究・製品化が進んできました。一方で製造プロセスが複雑なため製造コストが高く、高性能用途(宇宙用パネル・住宅高効率モジュール)での採用が中心でした。近年は製造技術の進歩によりコスト低減が進み、商業用太陽光発電所への普及が拡大しています。再生可能エネルギーへの転換が加速する中で、変換効率の向上を担う重要技術の一つです。

使い方・例文

住宅用高効率太陽光パネルの製品カタログや、太陽電池の性能比較記事でバックコンタクト型太陽電池という名称が登場します。宇宙探査機の電源パネルにも採用されてきた実績があります。

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