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バスバー(バイオリン)とは?

ばすばー

バイオリンの表板(松材)内側に縦方向に貼り付けられた細長い木の棒で、低音弦側の振動を支えます。

バスバー(bass bar)とは、バイオリンをはじめとするヴァイオリン族の弦楽器において、表板(トップ板、主にスプルース材)の内側に縦方向に接着された細長い木の棒のことです。低音弦(G弦)側の足の下あたりに位置し、表板の中央から外れた左側に配置されます。

バスバーの主な役割は次の二点です。

  • 振動の伝達と分散:弦の振動を駒(ブリッジ)から受け取った表板が効率よく全体で振動できるよう、バスバーが縦方向に振動を伝え広げます。
  • 構造的補強:弦の張力によって表板が変形・破損しないよう、内部から支える役割を果たします。

バスバーと対をなすのが魂柱(こんちゅう、soul post)です。こちらは高音弦(E弦)側の駒の足の下あたりに立てられた円柱状の木の棒で、表板と裏板の間を突っ張るように支えています。バスバーと魂柱がペアとなって楽器の音響特性と構造強度の両方を担うことで、バイオリン特有の豊かな音色と響きが生まれます。

バスバーの寸法・材質・取り付け位置は音色に大きく影響するため、製作者(ルシアー)の技術と経験が問われる重要な部位です。修理や改造の際にはバスバーを入れ替えることもあり、楽器の音色改善のために施す調整の一つとして知られています。

使い方・例文

バイオリンの修理店でリペアを依頼した際に「バスバーが剥がれかけているので再接着が必要です」と言われることがあり、これが音量低下や音のムラの原因になることもあります。

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